🐴 (馬)

Takaaki Umada / 馬田隆明

ディープテック

ディープテック・スタートアップの立ち上げ方の分岐と変遷

大学発スタートアップやディープテック・スタートアップについての期待が高まっています。ただ、外から想像されているディープテック・スタートアップの立ち上げ方のイメージと、現在試みられているディープテック・スタートアップの立ち上げ方のイメージに…

「ディープテック・スタートアップは時間がかかる」とは限らない

「ディープテック・スタートアップは Exit まで時間がかかる」とよく言われますが、(少なくともアメリカでは)必ずしもそうではない、という点を記事に残しておきます。 ディープテックの一つの領域として、Life Science が挙げられます。その領域での代表…

ディープテック・スタートアップへの誤解

スタートアップ全体への支援から、徐々に特定領域のスタートアップへの支援へと政府の軸足が移りつつある中で、「ディープテック・スタートアップ」への注目が増しているように感じています。そして実際、いわゆるディープテック・スタートアップに対する国…

大企業とのカンパニークリエーション - デマンドサイドからのオープンイノベーション

先日取り上げた、スウェーデンの「インパクト・カンパニー」ビルダーである Vargas Holding が、新たに繊維スタートアップの Syre を立ち上げ、2024年3月に資金調達を行って表舞台に出てきました。 Syre はポリエステル繊維の大規模なリサイクルを行い、サー…

「スタートアップ」の定義が曖昧なことによる弊害と悪影響

国の政策の方針もあって、「スタートアップ」が注目されており、予算等もついて「スタートアップの数」などが公共団体等での KPI に置かれ始めています。 スタートアップの数を増やすことは個人的にも賛同していますが、ただ、気を付けたいのがスタートアッ…

デカコーンやユニコーンを次々に作る「Vargas」によるカンパニークリエーション

Vargas Holding とは 方法 1. マクロトレンドを見て、あるべきものを作る 2. 垂直統合する 3. 売上コミットメントを早期に獲得する 4. 顧客に製品を買ってもらって、投資もしてもらう 5. ファイナンス手法を駆使する 6. 技術リスクはそこまで大きく取らない …

Startup Studio や Venture Creation Model の台頭と日本での必要性

1 Startup Studio について 1.1 Startup Studio の概要 1.2 Startup Studio の事例 1.3 背景 1.4 類型 2 Venture Creation Model について 2.1 概要 2.2 プロセス 2.3 類型 3 日本におけるこれらのモデルの今後 3.1 領域の広がり 3.2 非営利組織の役目 3.3 E…

「研究開発成果の事業化」と「スタートアップ」を混同しないために

大学発ベンチャーや大学発スタートアップと呼ばれる企業の多くは、主に大学での研究成果を用いて起業します。 注意したいのは、こうしたベンチャー企業やスタートアップは「起業」ではあれど、ハイグロース・スタートアップであるとは限らない、ということで…