🐴 (馬)

Takaaki Umada / 馬田隆明

プロダクトマネジメントのすべて

読書の目的読書の目的

  • プロダクトマネジメントの概念を関連付けてマッピングすること
  • 献本をいただいたので書評を書くこと

一言で言うと5W1Hでお勧めの人

  • プロダクトマネージャーに新しくアサインされた人が全体像をつかみたいと思ったときに通読する
  • プロダクトマネージャーが困ったときに参照する、辞書・ツールセットとして一部を使う
  • プロダクトマネージャーが目次を読み、一語一語説明してみて説明できない項目を探して知識の穴をチェックするツールとして使う

自分の言葉で説明すると

前半はプロダクトマネジメントのプロダクトに関わる面を Core、Why、What、How で整理し、後半はプロダクトマネージャーがしなければならない組織横断的なステークホルダーとの折衝などについての知識が解説されています。

特に本書の特徴はフレームワークやツールが手際よくまとめられている点のように思います。だいたい2ページに1つは図があるのって凄いことだなと。図解力が高いというか。さらに後者のステークホルダーとの折衝についてもフレームワークが多数紹介されているところも異色のように思います。人間関係や組織についてもある程度フレームワークやメソッドが紹介されているのはあまり類書がないのかなと思います。

最終的にはフレームワークやメソッドを適切に選べるかどうかが肝にはなってきますが、様々な問題に対する「解決策の引き出し」を増やしておくことは、選択のための前提になります。本書はそうした意味で、とりあえず一度読んで、キーワードを自分の頭の中のインデックスに入れておき、適宜必要に応じて本を改めて開いて参照するという使い方が良いのかなと思いました。また各概念をうまく関連付けることで、有用性が高まりそうです。

記憶定着のためのテスト

  • 充足質問と不充足質問の例を挙げてみましょう
  • 本書で解説されている Willing to Pay の見つけ方を簡単に要約してください

コンセプトマップ

今回はナシ

自分にとってのインサイト

  • 外だし優先付けというメソッド - 各チームで優先付けをやってもらうのは便利そうです。